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なぜ“売らない人”が最後に勝つのか──SCHD投資家が陥りやすい3つのワナ


こんにちは! Tactooです☆
「配当ETFは持っていれば安心」。そんなふうに思っていたのに、ちょっと下がるとすぐに売りたくなる──そんな経験はありませんか?

SCHDのような高配当ETFは、安定した分配金が魅力であり、長期保有こそが最大のリターンを生む戦略です。けれど、実際には「下がったら怖くなって売る」「別のETFがよく見えて乗り換える」「ニュースで不安になって投資をやめる」といった“ワナ”に引っかかる投資家も少なくありません。

本記事では、**「なぜ“売らない勇気”こそが最大の戦略となるのか」を、投資家心理・データ・戦略の3つの視点から考察します。
さらに、具体的な過去事例を交えつつ、
“売らずに持ち続けた人だけが手にした果実”**とは何だったのかを深掘りします。

焦って売る人、焦らず持つ人──その分かれ道は、実は“意外なところ”にあります。
「SBI証券でSCHDを買ったけど、まだ信じ切れていない」──そんなあなたにこそ読んでほしい、投資と向き合うための思考整理の記事になったら幸いです。

目次

SCHDを途中で手放す人に共通する“3つのワナ”

ワナ①: 値動きに振り回される

分配金重視のETFであることを忘れる

SCHDは年4回の分配金が主役のETFです。にもかかわらず、日々の株価チャートを追いすぎると、つい目先の値動きばかりが気になってしまいます。例えば前日比で2%下落しただけで「何か悪材料が出たのでは?」と不安になり、分配金の長期的な魅力を見失いがちです。価格変動はインカム投資にとって本質ではありませんので、この点を忘れてしまうと狼狽売りにつながるかもしれません。

情報ノイズがメンタルを乱す仕組み

SNSやニュースの見出しには、「○○ショック!株価急落」「今すぐ逃げよ」といったキャッチーな文言があふれています。スマホにプッシュ通知が届くたびに焦りを覚え、冷静な判断がしにくくなるのは避けられません。情報の真偽や背景を検証せずに反応してしまうと、投資家心理がかき乱されるでしょう。

下落は買い増しのサインでもある

一方で値下がり局面は、利回りが上昇し買い時が訪れた合図です。実際、2020年3月のコロナショック時には、SCHDが一時30%以上の下落を記録しましたが、そこで買い増しを続けた投資家は翌年以降の強い回復局面で大きなリターンを得ています。下落に怯えるのではなく、「今がチャンス」と捉えて淡々と買い増すことが、長期投資の成果を左右するポイントになるでしょう。

ワナ②: 比較癖が止まらない

他ETFとの性能比較に隠れた落とし穴

SCHDをVOOやVYMと比較するのは自然ですが、短期的なリターンや配当利回りだけに着目すると、本来の投資目的を見誤るリスクがあります。SCHDは配当成長率と財務健全性を重視した銘柄群で構成されるため、単純な数値比較にご注意ください。

SNSで見える“華やかな成績”は幻想

SNS上に散見される「数年で〇倍」「高配当で月収が〜」といった成功例はあくまで一例です。背景に高度なレバレッジ取引や集中投資が隠れていることもありますので、人の成績に惑わされないことが肝要です。

軸を持つことで得られる長期勝利の秘訣

投資で重要なのは、自分自身の目的とリスク許容度に合った戦略を貫くことです。たとえば「安定的に年間4%の分配を得る」といった軸を設定すれば、他者の成績に左右されずに冷静に投資判断を続けられるでしょう。

ワナ③: 売ることで安心しようとする

損切りの罠──安堵感の代償

含み損が一定以上になると、心理的な逃避として損切りを選ぶ人がいます。しかし、一旦売却してしまうと、未来に得られるはずだった分配金が消えてしまうことを忘れてはいけません。

再エントリー難易度の高さと心理的障壁

一度ポジションを解消すると、次にどの価格で買い戻すか判断が難しくなります。「もっと下がるかもしれない」という恐怖心が黎明し、結果的に高値で買い戻すリスクが高まります。

実例で学ぶ、売らずに得た成功ストーリー

2020年3月の暴落時に一度も売却を行わなかった投資家は、その後1年で約40%のリターンを得たというデータがあります。分配金を再投資しつづけた複利効果が強く働いた結果であり、売らない選択の効用を示しています。

“売らない人”が得た3つの果実──数字が語る長期保有の強さ

果実①: 分配金が年々積み上がる喜びです。

SCHDは2011年の設定以来、分配金を継続的に増加させています。最初の1口あたりの分配金が0.40ドルだったものが、2023年には0.80ドルを上回るまで成長しました。この傾向は、インカム投資の魅力を如実に示しています。

過去10年分配金推移のビジュアル化

過去10年間の分配金額をグラフ化すると、ほぼ直線的に上昇していることがわかります。各年の3月、6月、9月、12月に支払われる分配金が着実に増加している様子を把握しましょう。

積み上がる分配金による安定収入

株価の浮き沈みに関わらず、分配金だけが増えていくため、投資家は安定的にキャッシュフローを得られます。特に市場が荒れる局面では、分配利回りの上昇が期待できるため、長期保有の安心感が高まるでしょう。

果実②: 再投資と複利が生む雪だるま効果です。

ドルコスト平均法×分配金再投資のシミュレーション

毎月500ドルを積み立て、分配金をすべて再投資した場合のシミュレーションでは、10年後の運用総額が一括投資を上回る結果となりました。分配金を再投資することで取得口数が増え、複利効果が効率的に働きます。

長期保有で得られるリターンの比較事例

SCHDを5年間持ち続けた場合、平均年率約12%のトータルリターンが得られる一方、3年で売却し他ETFに乗り換えた場合は8%程度に低下したというデータもあります。この違いこそが、複利効果の威力です。

果実③: 心理的余裕こそ最大のアドバンテージです。

配当を享受しながら相場を見守る安心感

定期的に分配金が振り込まれることで、投資家は日々の値動きに過剰反応せず、「次の分配金まで待とう」というマインドを維持できます。これが狼狽売りを防ぐ大きな要因です。

自分ルールが揺れ動かない理由

「株価が10%下落したら買い増し」「分配利回りが4%を超えたら部分利確」などの自分ルールを設定し、自動積立や逆指値注文を活用することで、感情を排除して戦略を実行できます。

「売らない戦略」を支える3つの考え方

考え方①: 価格ではなく、価値に着目する・・です。

SCHD構成企業の財務健全性に注目ください。

SCHDは、景気変動に左右されにくい生活必需品やヘルスケア、通信といった業種の大手企業を中心に組み入れています。これらの企業は安定したキャッシュフローと継続的な配当実績が評価されるため、市場全体が下落しても真価が損なわれにくい特徴です。

下落局面でこそ際立つ本質的価値でしょう。

株価が下がる瞬間は、これらの優良企業を割安で手に入れられる機会です。短期的な騰落ではなく、ファンダメンタルズ分析を重視すると、「下落=バーゲンセール」として捉えられます。

考え方②: “売る理由”より“持つ理由”を探す・・です。

高まる分配利回りをチャンス視する思考です。

分配利回りは株価に反比例します。たとえば、分配金が0.70ドルで株価が30ドルから28ドルに下落すれば、利回りは2.33%から2.50%に上昇します。これを「リターンが向上した好機」と見ることで、売らずに持ち続ける意欲が高まります。

誰でもできる、下落時の買い増しマインドかもしれません。

自動定期買付や逆指値注文を活用し、一定の下落幅に達したら自動で買い増しを行う仕組みを作ると、感情に左右されずに投資を続けやすくなります。

考え方③: 自分の投資ストーリーを持つ・・です。

他人と比較しない、自分軸の構築法をご提案します。

投資を始める際、「なぜSCHDを選んだのか」を言語化しておくと、他人の成功例や市場のノイズに振り回されずに済みます。たとえば「毎月の分配金を老後資金に充てる」など具体的な目的を設定しましょう。

感情に流されない仕組みを作ることが重要です。

投資計画をエクセルなどで可視化し、目標達成の進捗を数値で確認できるようにすると、感情の浮き沈みに影響されにくくなります。

まとめ(この記事のまとめ)

SCHD投資で最も避けるべきなのは、
株価の上下だけを見て一瞬の値動きに振り回され、
慌てて売却してしまうことです。

実は、相場が大きく下落したときこそ分配金利回りが上昇し、
“バーゲンセール”のように割安な価格で口数を増やす絶好のチャンスが訪れます。
SNSやメディアのセンセーショナルな情報に踊らされず、
自分がSCHDを選んだ理由や投資の目的を再確認することが第一歩でしょう。

売らずに持ち続けた投資家が実際に手にしたメリットは3つあります。
まずひとつ目は、年々増加する分配金による安定的なインカムゲインです。
設定以来、分配金は着実に右肩上がりを描いており、
相場の上下に左右されにくい収入基盤を築けます。
ふたつ目は、受け取った分配金を自動的に再投資することで生まれる複利効果です。
再投資によって取得口数が増え、時間とともに資産が雪だるま式に成長していきます。
みっつ目は、価格変動に一喜一憂せずに済む心理的余裕です。
定期的に分配金が振り込まれる安心感が、長期投資を続けるモチベーションとなります。

これらの成果を確実に得るには、三つの考え方を実践しましょう。
まずは「企業の財務健全性など本質的価値に着目する」こと・・。
次に「下落局面を買い増しの好機と捉え、自動積立や逆指値注文で機械的に実行する」こと・・。
そして「なぜ投資するのかという自分軸を明確に言語化し、投資の道標とする」ことです。
これらを継続すれば、目先の値動きに惑わされることなく、
長期的に着実な成果を享受できるはずです。

今回もここまでお読みくださりありがとうございました!

あなたのTactoooooでした☆

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この記事を書いた人

奥川 タクト (Tactoo)のアバター 奥川 タクト (Tactoo) フリーランスライター WEBライティングプロ所属

日本橋兜町の喧騒の中で、現在の妻に出会いました。 むかしの伊仏映画「太陽はひとりぼっち」のワンシーンのようでした笑 お互いに投資という共通の話題を持つことで「お金」がふたりの人生の大きなテーマになりました。僕は高配当株式投資にハマり、この5年間 タイミング投資の勉強と実践を重ねてきました。
投資の世界に関わっていますが、本業は、社会(裏?)やビジネスなど世の中の出来事や未来予測などをみんなに伝えているライターです。
SBI証券がSCHDを取扱うと知り、胸がトキメキました。これまで蓄えてきたタイミング投資の知識や経験を活かして、多くの人にETFの魅力やリスクなどオモシロ楽しく お伝えしたいです。投資は誰にとっても身近で、人生に豊かさ&彩りをもたらすものと感じられる情報を届けたいです。みんなの「難しそう」を「やってみたい」に変える! それが僕の使命。。かも!

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